Maker Faire Bay Area 2018

Exploratoriumに続いてMaker Faire Bay Area

会場全体はこんな感じ。

ざっくり東京ドーム3-4個がスッポリ入る感じの広さ。かなり広い。今年、感じたことは、

– Dark Roomが縮小された。ずーっと3のエリアで凄まじく広い所が今年はEducationになった。
– 8の所にMixed Realityのルームが出来た。
– Microsoftの出展がなくなった。いつも2の所とかにあったのに、今年はなぜか車のLEXUSが置いてあった。
– Droneレース・バトルがなくなった。来年は復活するだろうか。
– NINTENDO LABSがメインスポンサーで部屋を丸々1個使っていた。入場制限で超行列だった。
– 安定のFireと巨大ロボ感

スケジュールとしては、1日目はプレとパーティで来場者は少なめ、2,3日目が一般デーで凄まじく来場者が来る。初日のメインは…出展者とこの日のゲスト限定のパエリアパーティ。このサイズのパエリアが何個もあって、ゲストに振る舞われる。

ビールとパエリアは食べ放題(あまって持っていく人も)、はらっぱに座ったり寝転んで・作品を見ながら飲んで、食べて…といった感じ。まさに自由な空気を一番味わえる時になる。これは他のイベントではあまり無い感じで、自分はこの瞬間が一番好きだったりする。
久々に会った人との話を楽しんだり、自分はよく飲んじゃう方で、ビールを沢山のんでいた。


■ 自分の展示物
自分の所はこんな感じ。

セットアップしたら。あとは見に来る人でめちゃいっぱい。持っていった物は前スレに書いた通り、投影物・フラ・led rodの3点。

フラはいつも、どこからともなくガチのダンサーさんがやってきて広い所で好きに回してくれる。

New video by Hirotaka Niisato / Google Photos

led rodはKinectとか人の動きに合わせて動かすこともできる(実際、以前やった時はUnityとKinect v2連動させて多数動かした。一番近くの人の動きを見て寄って動くとか)。ただトラッキングした数は常に秒間数名は拾っている計算でのべ7万人ほど。凄まじく大量の人で、個別にトラッキングできる状況になかったからランダムで動かした。この辺は、また上手い見せ方があったかも知れない。

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投影物とフラとled rodが合わさって、こんな遊べる空間にできた。これはキット?売らないのー?とか、ステージで使いたい等のリクエストがあったり。
サーボ・ステッパ・ドライバといった非常にシンプルな構成だから、何気に簡単に作れる。ステッパ・サーボの可動部の3Dモデルはあるから、自分でなんとかしてね:)って感じだったら、ご自由にどーぞ!!ってことでコードも込みで公開するかもだけど、自分の余裕のある時に…かな。

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■ダークルームの住人達
自分のほかにもダークルームには色んな物がたくさん。今年は屋外が微妙に寒くて、LEDやら光りもの・閉ざされたダークルームは暖かくて過ごしやすかったのか、めちゃ人がたくさん。
ダークルームのMaker・クリエイター達はこんな感じ。

こちらはExploratoriumでも展示していた、音の波長・振幅を手前のトルグでいじって浮かばせてダンスする様子を楽しむもの。初めて見たのはかなり昔だと思うけど、何度見ても素晴らしい。

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お隣の光るピアノ。もう弾かせてー&ヲレの弾く曲を聴いてくれ!!みたいな感じで、ピアノの音が鳴りやまない事はなくて、いつも曲が流れていて素敵だった。

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全天球パックマン!!所々で途切れているのがじんわりと良い感じ。

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こちらは乗って操作できる巨大ネコ。ベースは自動車かな。ちびっこが沢山キャーキャー言って動かしたり登ったりして遊んでいた。こういう巨大な物をドン!!と作って持って来れるのは羨ましくもあったりする。

半天球LEDで、さらに回りには360度でスピーカーが全周についているヘルメット。続々とチビッ子が「やってみて良い?」と被っていた。

こちらも毎年見ているような気もするけど、グラスとヘッドフォンと装着してまるでトリップしているような感じ。ディストピア感が漂ってくる。

Makezineにも載った鈴木さんのホネホネさんも。暗い所だとLEDが良い感じにキレイに見えてめちゃ良い。


■光の世界の住人たち

でかいクマの向こうに見えるのは、メインスポンサーさま、NINTENDO LABS。自分は入れなかった。凄い長さの行列が出来ていて、自分も並んで約1時間…でようやく半分弱まで進んだ。これからもう1時間以上、並んで待っていることは出来なくて挫折した。
Maker Faireは家族で来ている所も多くて、並んでいる自分の眼の前のご家族で子供と嫁さんが「ちょっと、あっちのホールに行ってくるから並んでいてちょうだい」と言われて一人並ばされていたお父さんに、なんとも郷愁を感じてしまった。ここに一緒にあと1時間以上、自分は並んでいる事は出来なかった…

こちらはいきなり出来ていたMixed Reality部屋。去年ってVR部屋とかあったっけ?ダークルームのSVVR(Silicon Valley Virtual Reality)は暗闇の住民だぞ、とか思いつつ中へと。もしかしてHololensが沢山あるのかなー?とか思ったら…

まずは小学校からニワトリになれるVR。小学生がVIVEで作ったもの。その名の通り…学校で飼っているニワトリになって餌を食べたり飛び立ったり。説明しているチビッコがかわゆすぎた:)

ルービック・キューブで各面がディスプレイになっているゲームコンソール。24面の立体ディスプレイといった感じ。

他にもステレオカメラ、Vuforiaを使ったものとか。MRというよりも、VR物は全部ここに集めたんだと思われ。ただ、SVVRはダークルームの住人だったけど。
そして次は定番の巨大ロボや制作物・ファイヤー!!なモノたち。まずは巨大ロボ。去年は水道橋重工とバトルを行ったMegaBots、そして今年は… Prosthesisの登場。

実際に歩いている所は少しだけ見れた。自分の身長だと遠くから…アスファルトの上をロボに人が乗り込んで操作するというのは夢があって良い。そして、去年も見たような、毎年見ているような気がするイカさん:)

お約束とも思えるファイヤーなRabid Transit。2017年のBurning Manでもやっていたみたいね。ググるとよく出てくるけど、Maker Faire Bay Areaに出展して、Burning Manでも出ている…というのは見かける。Burning Manの方は行った事は無いけど、何となく行ってみたい。
見て分かると思うけど、”柵”は無い。周りに消火器は置いてあるものの、好きな距離で見ることが出来る。といっても、自分が撮っているこの距離でも火炎の熱気を感じて、これ以上近づくことが出来ない。この熱気が見えない柵としても機能しているような気がする。

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そしてこんなモノも…そう、IBMの量子コンピュータQ
パット見で…お寺の大伽藍かと思ったよ。ただ、こういうのもMakerとして持ってくるIBMのキップの良さが素敵だ。

今更ながら欲しくなってきたTinyFPGA。Arduino物はモチロンだけど、いろんなマイコンが売っていたりもする。KickStarterを始めとしたクラウドファウンディングに出している所は、ほぼ見かけるような物ばかり。ただ、ビジネス展とは違って、売る気満々という訳じゃなく、「これはどや!!これ使って何を作る!?」といった感じ。

同じ目的のものがすれ違った瞬間

もちろん、IT的なものや電気を通した物ばかりじゃなく、手芸や自家製の食べ物といったのもある。いわゆる物づくりの本質で、必ずしも光ったり電気的な物やセンサー類を使った物が展示の対象という訳でもない。自分でMakeした物、自分で作ることの楽しみ・経験・体験が尊いんだよね。

食べ物は沢山。そしてワイン・ビールもある。美味しい物を食べて、飲みながら面白い物を見て回って楽しめる。

最後にこちらは、Particleから貰ったお土産。もう少しで出てくる新製品Meshの話とか、6LoWPANやネットワークの伝播の仕組だったり機能の話を聞いていて、面白いなーと思っていたら…

「いま、Meshはプレオーダー出来るよ」
「プレオーダーで、確か3個ずつオーダーしているよ」
「おぉ、ありがとう!!これで何か作る予定なの?」
「一応、MQTT(TLS)とか、もうcontributeしていてね」
「マジか!? ヲマエはhirotakasterか!?」
「うん、マジで自分だよ。」
「あのイケてるlibrary作ったのヲマエか。ヲレはコミュで話しているpeekayで、こっちは…」
「おー、マジっすか!? 会えてめっちゃ嬉しいよ」
「これ持ってけよ」
(以降、キャッキャ)

という事で、Tシャツとかトート・NRF・ステッカー類を貰った。何気に目の前にある現物=Meshが欲しかったけどw
ParticleのMesh(ESP32/nRF52搭載)はマジで期待度が高くて、話を聞いていたらすげーオモシロ機能満載でオススメ感(日本で技適的なあれで使えるかどーか不明だけど…)。エンジニアもオモシロ&優しい人たちだし。
こういう出会いがあったりして、何気に楽しい。

Maker Faire行っても一般向けだから売れないし、行ってもしょうがない…という事はたまに聞いたりする。ビジネス向けの展示会では無いから、そりゃそーだというのもあるんだけど、売ろうと思えば売れるし話になったりもする。クラウドファンディングに出しているプロダクトの出展も沢山あるし。
とは言っても、そもそも何で?という所には「楽しいから」という答えがベースにある。ビジネス目的で行っている訳じゃないからね。この辺は、仕事をしただけ儲かる社会から、文化的な所や精神的な物にも価値を見出していくという、価値と文化が社会でどういう扱いで成長・形成していくのか?という部分や、個々人の価値基準に依存する部分だからね。
「クリエイターやMaker・何か作っているひとはマジで楽しいから行ってみたほうが良いよ!!」とは心から思う。ただ、それは押し付けでも何でもなくて、気になったらどうかな…って感じ。

ただ、”楽しいから”、”ヲレの作ったものを見てみない!?”とかが動機で全然良いんじゃないかなーと。後のことは、あとの事でも良いんだろうし。まず自分でやってみる所から。小さいモノでも大モノでも何でも。

ということで、今年も楽しかった!!来年も楽しみに行くと思われっす:)


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