IPv6 over Bluetooth

IPv6かよっwwww って声がそこはかとなく聞こえてくる気もするけど、自分の中でまたIPv6が再燃している。それは何故かというと、Bluetooth 4.2の仕様にIPv6/6LoWPANが乗ってくるというインパクトのあるニュースが、ある一部のマニア層(w)で飛び交った。

ニュース的には、”Bluetooth 4.2 発表。Bluetooth Smart で直接インターネットに接続。通信速度とセキュリティ強化“とか、Bluetooth SIGの発表はこちら

IPv4は抜きで、まさかのIPv6/6LoWPANっすよ。一瞬、何の冗談だよ(w)って思えたけど、マヂでBluetoothにIPv6が乗ってくる。IPv6とかイマサラ感&使えねーだろ!!とか言っても乗ってくる。2015年(今年)にはBluetooth 4.2に対応した物が出荷され始めるとのことで、IPv6の再燃か!?まさかBluetoothからやってくるとは、誰も思わなかったと思われ(www

物自体は2015年からという事で、まだ先だろうなぁ…と思っていたら、既にNordicさんがIoT SDKのベータ版という事で出していた。CES 2015でも(何故か日本じゃニュースに出てないけど)デモをしていたようで。ということで、早速やってみることに。構成は次のような感じ、

端末 : Nordic nRF51
IPv6 Router : Raspberry PI/radvd/BroadcomのBluetooth dongle
上流は無し。

バッチリできたー!! 6lowpanでの端末のLED制御もできるし、link localでのIPv6の疎通もバッチリ。すっげー楽しい!!
64bit prefixをどこからか持ってきてradvdに食わせると、サクッと上流もできてGlobal IPv6でネット側から疎通ができる。Nordicのスタックを見ると、まさかのLwIPが全力で使われていた。軽め&既存物だし、ライセンスもBSDだからサクッと作ったものと思われ。簡単だもんね。けど、10年ぶり位にLwIPに遭遇するとは全く思ってもみなかったw
次はKoshian(Broadom)の環境でやってみようかなと。WICEDのSDKでFWを書き換えて使える所も確認しているし、スタック載せればサクッと動くはず。

そしてTIさんの6lowpanのサイトから絵をちょっとコピって、Bluetooth 4.2が出始める頃に出来上がると想定されるNWな絵はこちら。TIさんもIPv6 over Bluetoothをそのうち出してくるのかなー。

エッジルータは据え置き物がすぐ考えられるけど、iPhone/Androidのアプリ(Bluetoothと疎通して上流のIPv6をのコネクティビティを担保)が出てくる。というか作ろうと思っている。すると、絵の通りだけど。

1. Bluetoothだけで6lowpan(IPv6)での疎通ができる。
2. エッジとしてスマートフォンを使うと、Bluetoothの端末・ガジェットにIPv6でダイレクトに疎通できる。

こんな事ができる。ただし、問題点としては今・そしてすぐ上流がIPv6いっぱーい!!という事にはならないから、GlobalからアクセスしようとするとIPv6 over IPv4のトンネルといった事も必要になる。これはサーバサイドもちょっとした物が必要になってくるんだけど、この辺もいつものノリでやれば出来ると思われ。IPv6ダイレクト接続でIPv6 64bit prefixが振ってきたり、VolTEではIPv6が使われていて将来的にはトンネルとか不要になると思うけどね。
何故かスタックとか、ネットワーク周辺で興奮するんだけど、IoTというかモノとネットワーク間は凄く面白いところになってくる予感。

あと今すぐIPv6がBluetoothに乗ってくる訳じゃない。いまだに上流やサーバ/NW側のIPv6が進んでいない事、Bluetooth端末にダイレクトにGlobalからアクセスする時に間違いなく必要になるセキュリティが真っ先に考えられる。ただ、6lowpanでNWを構成してGlobal側は使わないという方法もあったりするし、この辺はこれから考えればまだ十分だと思うし、何にしてもBluetooth 4.2でIPv6が出始めるというのは、今からアプローチしておいた方が間違いなく良い所かな。

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