Koshianを使ってみる

ようやくKoshianを通電して遊んでみたら、面白かったから備忘録で。koshianは何かと言うと…この写真でmpressionと書いてある端末です。

IMG_5912

Bluetoothがついている端末とか小さい端末との比較の写真で、Arduino Pro Mini, Intel Edison, Aplix iBeacon, Light Blue Bean, Koshian, 8pinoですね。Koshianと8pinoの小ささが際立っている感じ。

このKoshianが良い感じなのが、このサイズでBT,アンテナ, Cortex M3が入ったSiPモジュールでKonashi SDK、JavaScriptからサクっと動かせるというイケてる感じ。Firmwareも書き換えOKだし、まぢでこれはヤバい。

んで、とりあえずLチカ。

このサイズ感はヤバい…かなりヤバい。あとで8pinoと一緒に遊んでみよう。BTの応答も凄く良い感じ。サクっとiPhone&JavaScriptでLチカの使い方は、

1) konashi.jsをAppStoreからダウンロードしてインストール

2) Koshianと電源(単三2本で3V使った)は上の写真みたいな感じで接続。ピンは”Getting Started”のpdfに書いてある通り。

3) iPhoneのkonashi.jsを起動したら、konashiで検索。「forked: koshianでまずはLチカ(LEDチカチカ)」をクリック(さっきforkした)。

4) 実行の再生ボタンをクリック

5) “まわりにあるkoshianを探す”をクリック。(iPhoneのBluetoothはオンにしておく)

6) ペロっと見つかったらクリックするとLEDがぴーかー

JavaScriptのコードは元のがPI02を使う感じだったので4にしているだけ。JSを見てもらうと分かると思うけど、むちゃ簡単に使える。ちょっと難しいかも…と思うのがブレッドボードに挿す場合、ピンヘッダをハンダしないといけないけど、ピンがちっちゃいから上手くやる必要がある。まぁ問題無いよね。

ということで…作る予定があったBLE物で使ってみようと思っているのもあるし、追加で2個ポチってしまった(w)。いやー、コスト(980円)とサイズ、スペックを考えると、お手頃感がたっぷり。

DMMからの挑戦

DMM Akibaを見てきて、強いて表現するならそんな感じ。

近くにパーツ屋さんは大量にあるし、加工できる物はこれだけ揃えたし場所も提供するから作れない物は無いだろうと言われているような気がした。

自分は学校では機械工学でCNCとか旋盤をいじったり溶接とかをやったにも関わらず、Web・ネット系どっぷりでMakeとかに関わる中でまた昔のような事をやりはじめている。数年帰っていない実家は建具屋さんで(既に廃業w)、木工加工の機械かんな・ドリル・カットソーやら遊び放題の物が揃っていた。小さい頃、カットして余ったガラスを集めて熱で溶かしてドロドロにして遊んだり(かなり面白い)、余った木材を勝手に組み立てて遊びまくっていた。

そんな諸々が一気に揃っている。

そして、PCBAの印刷・半田・リフローもばっちり揃っていて、ちょっと秋月周辺にお出かけして買ってきて適当に回路書いてすぐ出来る。

印刷もUVで書けたり、まさに何でも作れるよね!!
他にも3Dのモデリングが出来るPCルーム、お馴染み3Dプリント、オシロが大量にある部屋やエアブラシルームだったり、よくこのビルの中に揃えましたね!!って感じ。

そして最終製品にする前の、過酷環境(熱・耐水圧)とか振動・荷重の試験環境も。前にロシアの凄く寒い所だったり、砂漠の暑い所とかでもちゃんと動く物を作るために試験が必要なのよねーとかって言われていて、色んな環境でも動く物を試験する事が出来る。

このスタジオスペースの壁はチョークで色々書いて消せるとの事で、ここに色んな人たちが作った物とか思いが書かれるようになるはず。想像するだけでも楽しそう。

総じて何でも揃っていて、「じゃあ何をすれば?」と思うんだけど、そこがDMMからの挑戦のような気がした。これだけ揃えたから、何か面白い物作って出して行ってよ!!と。楽しげな期待と緊張は共存しているような感じがする。オフィススペースも素敵で、窓から見える駅の夜景が綺麗だった。

案内されている時に教えて貰ったけど、既に事前登録が締め切られていた。あらまぁ…次の募集はいつかしらw

現代は、サーバは速攻借りてWeb(HP/API)・データ解析(Hadoop/Spark)・検索システム(ES/Solr)・ストレージだったり何でも大体の基盤は作れる。そして物を作る基盤はこの秋葉のビルにあるような設備で作れる。端末のプロトタイピングもArduino/mbed、出たてのEdison使ったりして作れる。

ただ、何でもプロトをサクッとすぐ作れるか?と言ったらそうでも無くて、ネット系ならPC上からサーバだったりAPをいじったり出来るけど、物はそうはいかない。
材料買いに行って手を動かして作って、やっぱりうまくいかなくて作り直しとか…時間がかかる。ハンズに行って、秋葉に行って、現物の材料を自分の目で確認したりWebで買って…といった何気に大変な所が、一つのエリアで集約できるというのは良い感じだと思われ。

(ちなみにプロトでって意味で、ネット系はPC1台で何でもか?と言うとそうでもなくて、開発・試験・デプロイ・本番環境、負荷試験、セキュリティ、24×365の運用監視とかサービス運用という点ではとっても大変。ネット系はPCだけで出来るから楽っすよねーとかって話が出たりすると、それは違うよーって思う。物を納めたらOK!!という所から、ネットサービスと組み合わさると、24×365で落とさない運用・超絶トラフィックとか、夜間メンテ…etcとか、また違った知見や側面が必要になるからね。どっちが楽とかじゃなくコラボとか共存関係かな。)

IoTってなーに?というのに、「物が無線でネットにつながる」「物のサービスという概念だよね」「センシングデータの分析・フィードバックがね」とか色々とあるけど、自分が思うのはそういう事は前提条件として全部ひっくるめて、物が持つ力って凄いと思っている。もうね…M2MとかIPv6のはしりの10年以上も前、オイラが社会人になりかけの頃からIPv6を全ての物に振るとか聞き飽きたよ(そういや、v6のスタックとか書いたのもう10年近く前か…)。センシングのフィードバックも分析・サービスも当然のごとく必要だと思う。

それより何より、使ってみて面白い物、生活を変えてくれるような物・サービスの持つ破壊的な力ってスゲーと思う。

「これこそIoTな物だ!!」とか理由なんかは後付で何とでもなるし、それよりも面白い物、見てみて「スゲー!!」「めっちゃ便利!!」と感じる物・サービスをスタートアップがじっくりと作れるという環境が出来るようになってきたのね、って感じ。

Intel Edison and Xtion & OpenNI2


depth CPU Load Avg
running about 30fps.

 

NiTE(User Tracking is running).

めっちゃ簡単に動きます。と言うか…普通に動きます。方法は次の通り。

1. install libusb

opkg install libusb-1.0-0 libusb-1.0-dev

2. download OpenNI from here.

wget https://www.hirotakaster.com/download/OpenNI-Linux-x86-2.1.0.tar.bz2
unzip OpenNI-Linux-x86-2.1.0.tar.zip
tar -jxvf OpenNI-Linux-x86-2.1.0.tar.bz2
cd OpenNI-2.1.0
sh install.sh
source OpenNIDevEnvironment

3. reload udev rule and connect Xtion to Edison(use J16 Micro AB usb connector).

udevadm control --reload-rules

4. run SimpleRead

cd Samples/Bin
./SimpleRead

セフィロト

現在Ultra@青山スパイラルで展示中です。11/03まで展示しています。

左から、ドイツで大活躍中の加藤さん、自分、知念さんの作品です。お二人ともとってもカッコいい!!素敵な作品です。自分のはお花が2つに、空の籠のセットでタイトルはセフィトロとしています。いわゆる生命の樹のセフィロトという名前は、このお花に仕込んでいる光(LED)が自分の心拍をサンプリングした脈動に合わせて光っているという所から取っています。

 

自分のは構成的にはこんな感じです。

静電容量が何箇所かお花に付けられていて、2個あるのは一方が男性面・女性面で手で触れるお花(それぞれのお花に何箇所か仕掛けてある葉っぱの所とか)の拠って異なる反応で仕掛けられているLEDが光ります。そして籠はスピーカの役割を果たしていて、お花の方に触るとそこから男性・女性の声・サンプリングした音が鳴ったりLEDが光る仕掛けになっています。
そして、籠は上に向かって赤外線センサを仕込んでいて、籠の上に手をかざしたりすると、お花の方に仕掛けているLEDがふわぁっと光る感じですね。
あとお花の方は何もしなくても何箇所か仕掛けてある光(LED)が、サンプリングした自分の心拍の脈動に合わせて光らせています。そこからセフィロトって名前を付けた感じ。

他に展示してある中で、これは良いなーと思ったのを。

オランダのZEDZ氏の作品。ZEDD氏のHPもめっちゃカッコいい。

野村さんの作品。太陽系の惑星間の中心点をプロジェクターで動的に作図していて、こんなにも見事になるものか!!と感動した。他にも素数や数列を使った作品とかの規則性が凄くカッコいい。