Maker Faire Bay Area

今年は参加してきました、Maker Faire Bay Area 2016。去年はフライト当日に入院の刑でキャンセルだったけど、今年は謎の病気になることもなく行けました。

所感

Bay AreaのMaker Faireはザックリだと世界各地のギークや、いわゆるシリコンバレー周辺のギークやらガレージで作った変な物(人)が集まって見せ合うイベントだと思われ。そしてちびっ子向けのワークショップや体験物があったり、KickStarter, Indiegogoといった所に出しているような新しいデバイスも大集合みたいな。ただ、フェス感はハンパない。そこら辺で音楽がなっていたり、展示やイベントが行われている。来場者数も半端無くて、13万人以上が一気に来る。実際会場は人・人・ひーーーーーとーーーー!!で溢れている。全体の会場はこんな感じ。
map

広いっす。やたらと広いっす。去年は不明だけど、一昨年に比べて駐車場を潰して巨大なテントを立てていたり(Zone.10)、Zone.6あたりも拡張されているような。広さ的にちょっと調べてみたら…東京ドーム3個分らしい。

何にしてもやたらと広い、人も大量、物や展示も大量というイベントですね。シャボン玉をボーンとやっている毎年、恒例的な感じ。開放的で気持ちいいですね。

Zone.3の暗闇エリアにある超巨大な造形物。恐ろしく美しかった。

一番混む会場のメインステージ前。向こうに怪獣が見える…それにしても人が凄い。土日はこんな状態がエンドレスで続くと思っても良い。

んで全体的な雑感は、ドローン物の展示がほぼゼロ(だと思われ)なのがビックリ。あと3Dプリンターはメーカー寄りの所が多かったような。数年前はドローンは大小様々大量、3DプリンターやCNCも超大量!!って感じだったけど、「あれ…無いの?」と思える感じ。あれだけ出ていたのに、どこに行ってしまったのか、主要なプレイヤーが限られてきたと言っても良いのかも知れないけど。あと、IoT、IoTしてなかったのが良かった。メイカームーブメントとかIoTなる言葉の震源地で、そういう言葉よりも「色んなのを持ってきたったぜ!!」みたいな感じは良い。印象としては、半導体メーカーのエリアが広かった感がする。Qualcomm, MicroChip, Cypress, Nordic, Atmel/NXP/ST/nvidia(このあたりはいつもの…)とかね。
大量の色んなドローンの出展は無いかわりに、ドローンレースやドローンバトルはあった。これはドローンレース会場。やたらと広い、そして当然激混み。背の小さい自分はモニター越しに見る感じ。

このドーム全体でレースをする感じ。操縦者はHMD装着がデフォのようで、こりゃ楽しげだよね。

こっちはドローンバトル。ガチで落とし合いで、ぶつかって羽が飛び散ったり、ネットに絡まる、墜落なんのその。ネットを放出するドローンもあったり様々で、放出する瞬間は「パシュッ!!」とかって良い音がなっていた(外してたけどw)。

初日の終わりには恒例のパエリアパーティ。出展者はビール飲み放題、パエリア食い放題、そしてなぜかハーゲンダッツも食べ放題だった。こんな感じの開放感。

そんなパーティ中もロボットが練り歩いていたり。こちらはアスラテックさん変形ロボ、J-Deite。女の子と握手していた。

Make:の発起人で、Maker Faire創設者のDaleさんがしれっとパエリアを出していたり、開放的なパーティ:)

自分のところ

持っていったのは、LEDロッド、ふわふわ浮遊もの、Drone、コロコロ、キーボードマシンでブースはこんな感じ。

コロコロでピコピコ音を出しながら踊る右のちびっこ

コロコロ中

LEDロッドを繋げて遊んでいたり

キーボードマシンをボコボコ叩きまくり

キーボードマシンは完全にギーク向け。ソレノイドが大量にあって、5Vで動いているという謎構成だし。ただ、何故か普通の人たちにウケた。タイプライターが文化としてあるというのもあると思われ。
色々持っていったけど、ちょっとした反省が…いっぱいあると説明が大変というところ。一人だし、こっちで説明したり相手をしていて、反対側でWhat’s this?といった感じ。多くても2本くらいに絞らないと、人の流れでどっと来るとめっちゃ大変だった。ゆるふわ浮遊物は面白くって、ちびっ子もその親も「これ知ってる、磁石でしょ。」とか、見た瞬間に磁石だよこれ!!と言ってくるという、仕組が既にパレているっぷり。ただ、実際に知っているのとやるのは難しくて、浮かべようとトライしてみるとうまくいかない…こんなの簡単だぜ!!と意気込んでも浮かない…そう、これわりとバランスが難しいのよね。
そしてコロコロの説明が難しかった。そもそもコロコロの認識が現地で何かおかしい…と思ったら、使われていないという事実が。説明するのがめっちゃ大変だった。”コロコロは掃除用具である”という前提で光ったり音が鳴るというギャップが楽しいのであって、そういう前提が崩れるとタダの回って光って音が鳴るというアイテムになってしまう。最後の方は面倒だったから、rolling music itemとかってノリで説明することにした。

面白いものとか

ここからは見てきた面白いもの。
まずは浮遊もの。Cosmic Dance。底に磁石が仕掛けられてるですね。

地元の美大からの出展

暗闇エリアにて。ロボに乗ってギーガー!!と操作して動かしていたり。ちびっ子が並んでいた…自分も並んで乗ってみたかった…

今年で5年連続受賞の寺崎さんのGlue Motor。おめでとーございまっす!! 初日から空港ピックアップ、最後まで毎日本当にお世話になりました。

Nova。寝っ転がってみる感じ。

Dream Catcher。恐ろしく美しかった。

彫刻家のテオ・ヤンセンさんの作品。丁度、exploratoriumでもやっていたよう。

大盛況のヘボコン

MESHはかなり良い場所で人もいっぱい。

Bezelieとちびっ子

水野さんのところ

カマキリしゃー!!!!

The Dancing Serpent。正面入口に入ってすぐの所に火ボーボーで。

食べ物を売っている所も大きくあったり

原点とも思えるクラフトエリアでの物販もいっぱい

ひたすらフラフープを回している人達

暗闇エリアで。HMDとヘッドフォンで洗脳感が半端無かった

写真だけじゃ伝えきれない楽しさがあるですね。
他では出来ない&見たことがないような、火を吹いたり、音楽ガンガンとか…もちろん技術的に深い所をやっていたり面白い仕組みのも沢山、作品もいっぱい。やたらと広いから、個別にみたら1日じゃ見きれないほど。IT的な技術者だけじゃなく、クリエイターや色んな人にほんとオススメなイベントっすね。

番外

イベントが終わったあとに、色々と行脚に誘って頂いて行ってきました。行った所もだけど、色んなことを話せて楽しかった&飯うまかった。ありがとーございます!!

あと全然関係ないけど、サンフランシスコで出国の朝に教会めぐり&ブラリしていたら、こんな感じで人やら記者らしき人がわらっといて何かと思って見てみたらクリントンさんだった。

思わず…自分も握手してきたった。謎のエンカウントだった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください