ネイルにNFCを搭載してみる

親指にNFCを仕込んでみた。自分で好きなデザイン・色で仕込んで、指にスマホを非接触通信でデータの読み書き・何らかの制御が出来たら面白いんじゃん、とか思いつつ。

とりあえず今はこんな感じ。右親指の先にNFCが仕込んである。

そして実際にNFCにWrite=>Readも問題なし。iPhoneのNFC Toolを使ってサクッとバッチリ。

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通信する距離が気になるところで、1cm離れていても非接触で大丈夫だった。この位の距離で使えるのはいい感じ。

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■ 使ったNFC

まずは利用したNFCはこちら。5x5mmのNFC。薄さは0.1mm程度。まぁ、普通のNFCですね。

普通サイズのNFCだと非常に単価が安くて、数円/枚で束で買っても全然安いんだけど、このサイズになると少し高くなる。150円/個だと既存の20倍近くの高値に。とりあえず10個ゲットしたのが届いた。これが、そのうち数十円程度になってくるような気もしている。このサイズ感になると、何かに仕込むときも便利な予感がしている。
こちらは束で買ってあったNFC。大量に貼り付け・位置情報(XY)を保持させて、座標が分かる物を作ったときに利用した。めちゃ安いから大量に買っても全然安い。

■ ネイル塗り

ネイルを塗るときは、ベースコート(凹凸補正・爪の保護)=>色塗り=>トップコート(保護)という順で行う。ここで順番として、ベースコート=>NFC=>ベースコート=>色塗り=>トップコートという順でやってみたのだけど、これは上手くいかなかった。というのも、

1. NFCタグをシールから剥がしたときの粘着力が強くて、ベースコートを剥がしてしまう。
2. NFCの厚さ(0.1mm)の凹凸補正がうまく出来なかった。

この2点がうまくクリアできなかった。そこで、NFC=>ベースコート=>色塗り=>トップコートという順にすることになった。
まず最初にやろうとしたのが、中指の爪の上に配置することだった。結果的にはこれは失敗した。というのも、爪はもちろん微妙にカーブ(湾曲)していて、5x5mmサイズといってもうまく制作できなかった。

そこで次は親指に付けてみることにした。何個か中指につけようと試行錯誤して、何個かNFCを犠牲にしてしまった。。。自分の場合は、親指のこの部分に張り付けて、ベースコートで凹凸補正したら下地はいい感じになった。

そして塗りとトップコート。この時点で、NFCを仕込んでいるのは分からなくなっている。ワンカラーならここでOK。

最後に軽くデコパーツを付けて、トップコートで補正と保護。ちょうど、親指の先のマークあたりにNFCが搭載されている。キラキラパーツを付けてもNFCのwirte/readは問題なし。

勢い的にやってみたけど、まぁ大丈夫そう。このまま過ごしてみて、NFCがダメになるまで試してみよう。なーんとなく、塗りとトップコートの保護のおかげで、問題なく使いつづけられるような気もするけど、やってみない事には分からないからね。

■ 遊んでみる・アプリ連携

NFCを搭載したら、指にデータを書き込んで遊びたくなるですね。使ったのはNFC ToolsというアプリでNFCに書き出し。iPhone側は特に何もしなくても、自動でNFCを認識・アプリを起動してくれる。

まずはGoogle Map連携。住所(ランドマーク名とかでも)をGoogleMapで起動するようにしておくと、親指をかざすとGoogle Mapが起動する。

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他にもURL(www.yahoo.co.jp)を書き込んで、指をかざしてブラウザを起動させる。

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他にもメール・電話・Facetime・SNS…etc とアプリをキックするトリガーになって遊べる感じ。1週間以上、ネイルに搭載したままでも問題なく使えていて(デコった柄を変えてみても問題なし)、このサイズのNFCは使える感じがする。

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